TOEICを初受験するひとが「まずやること」と目標達成のための効果的勉強法

「TOEICをはじめて受けることになったけど、どこから手をつければいいのかわからない」

TOEICを経験する誰もが一度は通る道ではないでしょうか。

そこで、このページでは、TOEICがはじめての方が「まずやること」から、

目標を達成するまでの効果的な勉強法について解説します。

1.TOEICを初めて受けるときに「まずやること」

TOEICを初めて受けることになったときに、最初に思い浮かぶのは、

「何から始めれば効率よく目標点に到達できるか?」

ではないでしょうか。

ということは、

「まずやること」

が気になりますよね。

わたしも初めてTOEICを受けることになったときに、あれこれ試行錯誤したことを覚えています。

その経験から、一番すんなりと「TOEIC学習モードに入る」ための初めの一歩は、次の順番です。

  • TOEICテストを疑似体験する
  • テストの結果から、弱点を把握する
  • 弱点補強を中心に学習プランを考える

では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

2.「まずやること」その1.TOEICテストを疑似体験する

「まずやること」の1つ目は、

TOEICテストを疑似体験する

疑似体験にはいくつか方法があります。

  1. TOEIC公式問題集をつかって問題一式を解いてみる
  2. TOEIC公式サイトのサンプル問題に挑戦する
  3. TOEICテストを実際に受けてみる

では、ひとつずつ説明します。

1.TOEICの全問題集をつかって問題一式を解いてみる

1つ目は、TOEICの全問題集をつかって、きっちり2時間で問題一式を解いてみる方法です。

TOEICの全問題集は何種類もありますが、おすすめは「公式問題集」。

TOEICテスト開発機関であるETSが実際と同じプロセスで問題を収録しているため、

  • 問題の傾向が公開テストと同じ
  • リスニングの音声の一部は実際のテストと同じスピーカーが担当

そのため、TOEICテストを疑似体験するのに最適です。

わたしもTOEICを受ける前には必ず「公式問題集」を何回か解いて、実際のテストにのぞんでいました。

2.TOEIC公式サイトのサンプル問題に挑戦する

2つ目は、TOEIC公式サイトのサンプル問題に挑戦する方法です。

TOEICの公式サイトでは、

  • テストを構成するPart1からPart7までのサンプル問題に挑戦
  • 各設問に対する解答を確認

することができます。

はじめてTOEICを受けるときに、

TOEICとはどんなテストなのかをあらかじめ知っておく

ことはとても重要です。

そのため、この方法はその目的にかなっていると思います。

デメリットは、「サンプル問題」という性質上、各パートの問題は数問ずつであること。

実際の問題は全体で200問なので、サンプル問題はそのうちの一部ということになります。

→ TOEIC公式サイトのサンプル問題はこちら

3.TOEICテストを実際に受けてみる

3つ目は、TOEICの公式テストを実際に受けてみる方法です。

この場合は、疑似体験ではなく実体験になりますね。

TOEICテストの全体像をしっかり把握するのに適していると思います。

また、現在位置を確認するのにも最適です。

そこで、

「ある程度、TOEICテストがどういうものか理解している」

という場合には、実際のテストを受けてみると良いかもしれません。

しかし、

「TOEICテストがどういうものか、まったくわからない」

という場合には、いきなりテストを受けることはおすすめしません。

これは、どういうことかと言うと、

TOEICには2つの特徴がある

ため。

つぎで、詳しく説明します。

TOEICテストの2つの特徴

ここからは、TOEICテストの2つの特徴を見てみましょう。

TOEICテストは、

「英語によるコミュニケーション能力検定試験」

TOEICの公式ページでは、

「身近なシーンからビジネスまで、幅広い場面でのコミュニケーション英語能力を身に付けたいひと」のためのテスト

このように、紹介しています。

TOEICテストには2種類あります。

  • リスニング&リーディング(L&R)テスト
  • スピーキング&ライティング(S&W)テスト

この2つ。

そして、一般的には、TOEICのスコアという場合、L&Rテストのスコアを指します。

そこで、TOEICがはじめての場合は、TOEIC L&Rテストを受験することが多いと思います。

さて、さきほど、TOEICテストには2つの特徴があると言いました。

特徴その1

そこで、1つ目の特徴です。

TOEICは、

身近なシーンからビジネスまで、幅広い場面でのコミュニケーション英語能力を身につけたいひとのためのテスト

1つ目の特徴は、このなかの「ビジネス」という部分。

つまり、

TOEICには、ビジネス関連の問題が多く出題される

このような特徴があります。

そこで、「ビジネス知識があるかどうか」で対策が変わってきます。

特徴その2

つぎに2つ目の特徴です。

TOEICは、

2時間で200問の問題を解くという「瞬発力」を測るテスト

つまり、

TOEICテストは、時間との戦い

このような特徴があります。

そこで、TOEICテストの「問題に慣れているかどうか」が重要です。

この2つの特徴から、

ビジネスの知識が「ある」、または「ない」

以前、TOEICテストの問題にとり組んだことが「ある」、または「ない」

それぞれ、どちらに当てはまるかで、テストを疑似体験する方法を決めましょう。

たとえば、

・ 両方当てはまれば、公式テストを受けてみる

・ ひとつ当てはまれば、公式サイトのサンプル問題にチャレンジしてみる

・ どちらも当てはまらなければ、公式問題集を解いてみる

など。

ここで、ひとつ注意が必要なのは、設問ごとの解説を確認できるのは「問題集」をつかった場合のみということ。

そこで、いくつか組み合わせてみる方法もおすすめです。

3.「まずやること」その2.TOEICテストの結果から、弱点を把握する

「まずやること」 その1では、模擬試験を受ける方法を見てきました。

つぎは、テストの結果から、弱点を把握しましょう。

方法は、

  1. テストの答え合わせをする
  2. どのパートがよく出来ていたかをスコアから判断する

この順番です。

「パート別に弱点を把握する」ことで、学習プランを立てやすくなります。

4.「まずやること」その3.弱点補強を中心に学習プランを考える

ここからは、「弱点補強を中心に学習プランを考える」方法です。

TOEICは、パートによって問題の種類が異なるため、

得意不得意をパートごとに把握しやすい

という特徴があります。

そこで、苦手と感じるパートの対策をすることで、弱点を補強しながら確実にスコアをアップさせる学習プランが目標達成に有効です。

具体的には、設問ごとに詳しい解説が付いている参考書を用意します。

学習の順番は、

  1. 問題を解く
  2. 答え合わせをする
  3. 間違った問題の解説をよく読む
  4. 少し時間をおいて、もう一度問題を解いてみる
  5. #1~4を繰り返して、解けない問題を限りなくゼロにする

この方法で弱点を補強していきましょう。

また、「総合対策」として、

パート別対策を含む「3つの対策」を組み合わせる

この方法で、より効率的に学習を進めることができます。

3つの対策とは、

・ パート別の学習対策
(全7パートを個別に、または「Part1~4」と「Part5~7」に分けて)
・ 英語の基礎力を底上げする学習対策
(文法、語彙力、リスニング力、リーディング力を徹底的に強化)
・ 本番と同様の問題にとり組み、テストに徹底的に慣れる学習対策
(TOEICはなによりも慣れが肝心。復習もタイミングをはかって効率的に)

(「総合対策」については、こちらのページで詳しく解説しています。)

5.TOEICを初めて受けるときに役立つ参考書・問題集

ここまで、 TOEICを初めて受けるときに「まずやること」 として、

  • TOEICテストを疑似体験する
  • テストの結果から、弱点を把握する
  • 弱点補強を中心に学習プランを考える

この3つの点について見てきました。

これに必要なのは、

  • テストを疑似体験するための問題集
  • 弱点補強のための参考書

です。

具体的には、つぎの問題集と参考書になります。

1つ目は、テストを疑似体験するための問題集

「公式TOEIC Listening & Reading 公式問題集」

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公式教材です。

TOEICテスト開発機関であるETSが実際と同じプロセスで問題を収録しています。

そのため、TOEIC公開テストと傾向が同じです。

TOEICテストを疑似体験するのに最適な一冊。

(「公式問題集」は何冊も発行されていますが、新形式採用以降のものはどれも有効です)

2つ目は、弱点補強のための参考書

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本物そっくりの模試3セット・600問を収載。

3模試すべて、公開テストのスコアが予想できる「換算点表」付き。

とても丁寧な解説がついているので、疑問を残さずにつぎに進めます。

6.TOEICの総合対策に役立つアプリ

ここからは、TOEIC対策に役立つアプリをご紹介します。

上で見てきたように、参考書をつかった学習は集中して取り組めば、大きな効果が期待できます。

ただ、

パート別を含めた「総合対策」をするには、

「計画性」と強い「意志力」

が必要なため、

モチベーションを保つことが、TOEICで目標達成するための大きな鍵

になります。

そこで、ぜひ取り入れたいのがアプリによる学習法。

あらかじめ、

この時間にはこの機能をつかって勉強する

と決めておくだけで、自動的に学習モードに入れます。

TOEIC対策に特化しているのが、

スタディサプリ TOEIC®L&R TEST対策コース

TOEIC®L&R TEST対策コースには、2つあります。

1つ目は、

「スタディサプリ TOEIC®L&R TEST対策コース ベーシックプラン」

ひとりでコツコツというより、時間管理のしやすい学習プログラムを利用したい方向けのプラン。

スタディサプリ ENGLISH まずは無料体験!

もうひとつは、

「スタディサプリ TOEIC®L&R TEST対策コース パーソナルコーチプラン」

あなたのために作成された学習プランに沿って、コーチと相談しながら目標達成したい方に最適です。

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各プランについて、こちらのページで詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

7.まとめ

いかがでしたか。

TOEICをはじめて受けるときに、まずやることは、

  • TOEICテストを疑似体験する
  • テストの結果から、弱点を把握する
  • 弱点補強を中心に学習プランを考える

これに必要なのは、

  • テストを疑似体験するための問題集
  • 弱点補強のための参考書

です。

また、「総合対策」にぜひ取り入れたいのは、アプリによる学習法。

使う機能を決めておくだけで、自動的に学習モードに入ることができます。

あなたに合った教材と効果的な学習法で、効率的に目標達成してくださいね!