TOEIC の英単語の覚え方!ゲーム感覚で効率的に「語彙力」をアップさせる方法

TOEICの英単語が覚えられない?

英語の勉強で苦手なものと言えば、いつも上位を争う「単語」と「文法」。

どちらも、「暗記科目」のイメージが強いため無理もありませんが、この2つは実はもっと感覚的なもの。

右脳・左脳でいうなら、右脳を働かせた方がずっと楽に習得できるはずです。

「TOEIC」で600点を目指すときにもっとも重要なのもこの2つ。

避けて通れないのであれば、できるだけ楽しく効率よく身につけたいと思いませんか?

2021年7月4日

1. TOEIC の単語の覚え方

英語の勉強で苦手なものと言えば、「単語」と「文法」

これは、わたしが「TOEIC」のクラスを担当していたときの新入生アンケートで多く見られた回答です。

この結果について、以前スクールで英語ネイティブ講師を交えて話し合ったことがあります。

TOEICの「単語」が苦手な理由として、興味深かったのは、

  • 「音」が結び付かないからではないか?
  • ビジネス関連の「単語や言い回し」が多いからではないか?

という意見。

たしかに、同じ単語なのに、

文字でよむ「音」とネイティブが発音する「音」があまりにも異なるため、別ものとして認識してしまう

そういうことって、よくあると思います。

また、ビジネスの経験がなければ、

たとえ日本語であっても「単語や言い回し」そのものになじみがない

その通りだと思います。

そこで、このページでは、この2つの点から攻略法を見ていきます。

2. TOEIC の単語攻略法1:音を味方につける

単語を覚える攻略法1は「音」を味方につけること。

「英語の音」と「日本語の音」が異なることは誰もが知っています。

しかし、特に会話文になると、ほとんど「同じ音はない」ということは、あまり認識されていません。

そこで、ここからは、「音」の違いについて見ていきます。

「音」の違いを認識する

1つ目の攻略法は「音」の違いを認識すること。

英語と日本語は、大げさではなく「音」が違います。

その認識なくして英単語を覚えることは本来、不可能です。

そこで、

「英語の音」と「日本語の音」の違いを認識する

ここから、はじめましょう。

「音」の違いについて、いくつか例をあげます。

たとえば、

TOEICでも頻出の「schedule」。

カタカナ発音は「スケジュール」ですね。

米語発音では【skɛdjuːl】と”k”の音が入るため、「スケデュール」とまあまあカタカナ発音に近いですが、

英語発音では【ˈʃɛdjuːl】と”k”の音が入らないため、「シェデュール」のような音になります。

この音の違いを知らずに聞けば、おそらく「別の単語」として認識されると思います。

また、日本語は一語一語に母音がついていて、はっきりと発音しますが、英語にこれはあてはまりません。

たとえば、

乗り物の「yacht」。

カタカナ発音では「ヨット」、文字にすれば「yotto」ですね。

これを英語発音すれば【jɒt】と語尾の「to」はつきません。


つまり、この2つは、まったく別の音です。

さらに、英語(連語や文章)ではさまざまな音の変化(消音:音が消える、連結:音がつながる、など)が起こります。

たとえば、

米国歌手のテイラー・スウィフトの曲名に「Shake It off」というのがありますが、英語の発音は、ほぼ「シェキオㇷ」。

見事に消音と連結が起こっています(「Shake」の “e” と「It」の “t” はほぼサイレント)

特に話し言葉では、「シェイク・イット・オフ」のように一つずつ明確に発音することはほとんどありません。

この項のはじめに、

「音」の違いを認識することなく英単語を覚えることは不可能

と言った理由はここにあります。

では、つぎに、単語を覚えるのに欠かせない「音」のルールを見ていきましょう。

「発音ルール」の重要性

ここからは、「発音ルール」の重要性について見ていきます。

このページの冒頭で、

左脳よりも右脳を働かせた方が楽に習得できる

そう言いました。

そのタネ明かしをしたいと思います。

さきほどの曲ではありませんが、

あなたにも、小さい頃から歌えた洋楽が何曲(何十曲?)かありますよね。

それらの歌詞は、必死になって覚えたというよりも、知らず知らずのうちに口ずさんでいなかったでしょうか?

それは、つまり、

右脳で楽習している

ということ。

音(この場合、メロディーと英語の音そのもの)は本来、感覚的に身につくものだと思います。

ただ、これから新たに英単語を覚えるには、

ルールを知ってはじめて、「音」の違いを認識できるようになる

大人になってからは、この行程を経ることによって、

「単語」と「それが意味するもの」が結びつく

と考えられています。

わたしも英語の勉強を始めたころ、ネイティブから必ず聞き返される単語や表現がありました。

いくつかの「音」が正確に発音できていなかったのです。

それでも、何が違うのか認識できず、発音クリニックを受けてやっと、自分が正しいと思っていた「音」と「本当の音」の違いが分かるようになりました。

音が認識できるようになると、音楽を聞いていても、映画やドラマをみていても、わかる単語や表現が格段に増えていきます

そうなれば、しめたもの。

それこそが、右脳で音とイメージが連動して、

英語、とくに単語の学習が苦でなくなる瞬間

です。

そこで、まず、「発音ルール」を確認しておきましょう。

(発音ルールを確認する方法はこちら

3. TOEIC の単語攻略法2:ビジネス表現を身につける

2つ目の攻略法は、「ビジネス表現を身につける」です。

TOEICは、

ビジネスにフォーカスをあてたコミュニケーション能力テスト

そのため、問題に登場する単語と言い回しは、ビジネスで日常的に使われるものが多くを占めています。

そこで、TOEICで特に攻略すべきは、

ビジネス表現(単語・言い回し)

になります。

ここで、TOEICに必要な単語数と、わたしたちが学校で習う単語数を比較してみましょう。

たとえば、TOEIC600点に必要な単語の数は、約5000語と言われています。

これに対して、義務教育と高等学校で習う単語数は約3400語。

つまり、あと1600語覚えればよいことになります。

とは言うものの、学校で習うのは、ビジネスとは関係のない一般的な表現です。

そこで、これから覚える表現は、まったく新しいジャンルとして挑戦することになるでしょう。

つぎでは、ビジネス表現を効率よく覚える方法を見ていきます。

ビジネスでつかう単語・言い回しを効率よく覚える

ここでは、ビジネスで日常的に使われる単語を中心に覚えます。

これには、2つの方法があります。

1つ目は、ゲーム感覚で単語を覚える方法

あるゲーム理論をつかって単語を覚える方法です。

その理論とは、最新の脳科学で「ゲーミフィケーション*」と呼ばれるもの。

数々の研究で、その有効性が示されています。

*ゲーミフィケーション(gamification):ゲームデザイン要素やゲームの原則をゲーム以外の物事に応用することを言う(Wikipediaより)

そこで、つぎの方法で単語を覚えましょう。

Ⅰ.TOEIC用の単語帳をつかって単語を効率よく覚える

その方法とは、「TOEIC用の単語帳をつかって、ビジネスでよく使う単語を効率よく覚える」です。

なんだ、普通の方法じゃない。

そう思いますよね。

まずは、つぎを読んでみてください。

用意するものは、TOEICの単語帳と「音」を聞ける機器(スマホやウォークマンなど)

具体的な方法は、

  1. 毎日、通勤時など時間を決めて、決めた数の単語を覚える(例:1日10個、1週間で100個、など)。
  2. 翌日は、前日に覚えた単語を復習したあとに、その日の分の新しい単語を覚える。
  3. これを続けていくと、週末には5日間分の単語を覚えていることになる。
  4. この時点で、覚えられなかった単語だけをスプレッドシートに書き出して表をつくる。
  5. この作業を毎週、繰り返す。
  6. 翌週から、前週に作成・追加したスプレッドシートを見直して、覚えられなかった単語をチェックする。
  7. 覚えられた単語には、単語の横の欄にチェックマーク(✔)を入れて「記憶済み」とする。
  8. この方法で、すべての欄にチェックがつくまで覚えていく。

この方法、思った以上に効果があります。

たとえば、

わたしは仕事柄、今でも相当な数の単語を一度に覚えなければならないことがあります。

その際に、上の方法を「数日間のバージョン」に置き換えて実施します。

すると、

チェックマークがついていないものは、なんとしても覚えてみせる!

とある意味、感覚が格闘技に近くなります

仕事で必要に迫られているというのもありますが、いつもこの方法で乗りきっています。

そこで、まずは一度、挑戦してみてください。

きっと、癖になると思いますよ。

単語を覚える方法はもうひとつあります。

Ⅱ.リスニング用の問題集をつかって表現に慣れる

2つ目の方法は、「リスニング用の問題集をつかって、ビジネスでよく使われる表現に慣れる」です。

用意するものは、TOEICの問題集と「音」を聞ける機器(スマホやウォークマンなど)

具体的な方法は、

  1. 毎日、問題を数問解く。
  2. 解いた問題の答えあわせをして、設問ごとの解説をよく読む。
  3. もう一度、問題を聞いて、今度はどれぐらい聞き取れたかを確認する。
  4. その日に解いた問題の音声にあわせて音読する。

この方法でも、カギになるのは「音」をうまく取り入れられるかどうか

そこで、#4の具体的なやり方は、

・はじめは、音声を聞きながら文字を追いかける。
・2回目は、音声にあわせて音読する。
・3回目は、できれば、文字をみずに音声にあわせて言ってみる。

この順番で学習をすすめることで、TOEICで頻出のビジネス表現が「音」とともに脳に定着していきます。

ここまで、TOEICの単語を覚える攻略法1と2について見てきました。

つぎは、実際に使用する教材です。

4. TOEIC の単語を攻略するための参考書4選

ここからは、「音の違い」と「ビジネス表現」を攻略するための参考書と問題集を紹介します。

上では、「音の違い」と「ビジネス表現(単語・言い回し)」の攻略法を見てきました。

具体的な攻略法は、

  1. 「発音ルール」を知って、「音」の違いを認識する
  2. TOEIC用の単語帳をつかって、ビジネスでよく使う単語を効率よく覚える
  3. リスニング用の問題集をつかって、ビジネスでよく使われる表現に慣れる

この3つ。

これらの対策に必要なのは、

  • 「発音ルール」がわかるテキスト
  • TOEIC用の単語帳
  • リスニング用の問題集

この3種類。

3種類の参考書と問題集に取り組むことで、確実にTOEICの単語を攻略しましょう!

では、一つずつ見ていきましょう。

1つ目は、

「発音ルール」がわかる

「英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる」

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単語力を強化するために、欠かせないのが「発音ルール」。

この本は発音に特化した一冊。音声つきです。

TOEICのための単語帳

「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)」

「金フレ」として有名なTOEIC単語帳の代名詞ともいえる一冊。

音声つきです。 

リスニング用の問題集

「公式TOEIC Listening & Reading プラクティス リスニング編」

公式教材です。

公式テストを受けるための正統派の教材。

リスニング問題にとり組むためのヒントが満載です。

現在のレベルが350点~700点の範囲で、じっくり学習したい方向け。

それと、もう一冊。

TOEICで頻出の表現を網羅している

「公式TOEIC Listening & Reading 公式問題集」

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公式教材です。

TOEICテスト開発機関であるETSが実際と同じプロセスで問題を収録しています。

そのため、TOEIC公開テストと傾向がまったく同じです。

また、リスニングの音声の一部は実際のテストと同じスピーカーが担当しているため、リスニング問題の「音」に慣れるのに最適です。

TOEICで頻出する表現を網羅。全問題集としても、必ずおさえておきたい問題集です。

(「公式問題集」は何冊も発行されていますが、新形式採用以降のものはどれも有効です)

どれも即効性のある方法ですが、さらにゲーム感覚でテンポよく単語を覚える方法があります。

そこで、つぎでは、さらにテンポよく単語を覚えたい!がかなうアプリを紹介します。

5. TOEIC の単語をアプリでテンポよく学ぶ方法

ここでは、さらに効率的に単語を覚えられるアプリについて見ていきましょう。

問題集をつかった対策は、自分でリズムをつくることができれば、とても効果的だと思います。

しかし、

プログラムを活用して、さらに「テンポよく」単語を覚えたい

この気持ち、とてもよくわかります。

そこで、これから紹介するのは、

ゲーム感覚でテンポよく必須単語を覚えられるアプリ

3分のスキマ時間にゲームのように問題を解くだけで、1500語の単語が身につきます

そのアプリとは、

最近、テレビでもよく見かける ㈱リクルートの

「スタディサプリ TOEIC®L&R TEST対策コース ベーシックプラン」

ひとりでコツコツというより、ガイドに沿って、ほぼ自動的に学習モードに入りたい方のためのプログラムです。

英語学習の新定番!スタディサプリ ENGLISH まずは無料体験!

6. まとめ

このページでは、「TOEICの単語」の覚え方について詳しく見てきました。

「TOEICの単語」を効率的に覚えるための攻略法は、

  1. 「発音ルール」を知って、「音」の違いを認識する
  2. TOEIC用の単語帳をつかって、ビジネスでよく使う単語を効率よく覚える
  3. リスニング用の問題集をつかって、ビジネスでよく使われる表現に慣れる

この3つ。

これらの攻略法に必要なのは、

  • 「発音ルール」がわかるテキスト
  • TOEIC用の単語帳
  • リスニング用の問題集

この3種類。

「TOEICの単語」は単語帳や問題集をつかって、ゲーム感覚で覚えましょう。

また、

プログラムを活用して、さらに「テンポよく」単語を覚えたい

というニーズには、

「スタディサプリ TOEIC®L&R TEST対策コース ベーシックプラン」

このアプリの利用がおすすめです。

「TOEICの単語」を効率的に覚えて、一緒にTOEICの総合対策もできますよ!