海外の映画やドラマまたはアニメなどの映像作品を観ているときに、
「もうちょっと英語が聞き取れたらいいのに・・・」
そう思ったことはありませんか?
日本で普通に暮らしていれば、外国語が聞き取れなかったとしても、ちっとも不思議ではありません。
でも、聞き取れたら、良いこともたくさんありそうですよね。
そこで、このページでは、リスニング力を効率的に鍛える方法をご紹介します。
1.「リスニング」力は鍛えた方がいい?
最初の疑問は、
「リスニング力は鍛えた方がいい?」
世の中は、空前の英語ブーム。
インターネットには英語のコンテンツがあふれ、
書店に行けば、英語に関する書籍でコーナーが埋め尽くされるほど。
グローバルな視点でものごとを捉えることが、ますます重要になってきた現代では、
英語力を鍛えておくことに損はなさそうです。
しかし、
英語の「リスニング」ができることには、具体的にどんな意味があるのでしょうか。
「リスニング」力を鍛えることのメリット
リスニング力を鍛えて、英語を聞き取れるようになることのメリットは、実はたくさんあります。
たとえば、
TOEICや英検といった資格試験
はそのひとつ。
英語を聞き取れることは、目標とするスコアやレベルに到達するのに不可欠です。
ほかにも、
英語でしか聞くことができない「動画」や「音声」から情報収集できる
ここに一つのデータがあります。
英語を話す人の数は、少なく見積もっても世界で約15億人 [世界経済フォーラム(WEF)推定]
というもの。
ここで、ちょっと想像してみてください!
15億人のうち何割かの人たちから毎日発せられる情報。
そのなかから気に入ったものを、もしリアルタイムで受け取れるとしたら・・・
ちょっとした情報通になれそうですよね。
「リスニング」できることは当たり前?
その半面、
ちまたには英語があふれているため、英語が聞き取れないといけないような気持ちになってしまうのも事実。
でも、よくよく考えれば、英語をはじめとする外国語を聞き取れなくても、何の不思議もありません。
たとえば、
大陸で暮らす人たちのように、
隣国の人と会うことが日常茶飯で、突然その国の言語で話しかけられる
そういったことは、日本で暮らしているとほとんどありません。
普段の生活で接する機会がないとすれば、特に練習しない限り、外国語が聞き取りにくいのは当然です。
では、日本で効率的に英語を聞き取れるようになるには、どんな方法があるでしょうか?
「リスニング」力を鍛えるためのスタンダードな方法
リスニング力を鍛えるのには、さまざまな方法があります。
スタンダードな方法といえば、洋画を観て表現を覚えること。
この場合、好きな作品であれば、
同じものを何十回、何百回と観て、なかばセリフを覚えてしまう
そういったこともあるかもしれません。
実際、以前は、そのような方法で英語の達人になった人も多かったようです。
一方、
日常的に、英語を話す機会が少ない日本では、
- 海外の映画やドラマまたはアニメなどの映像作品を観る
- ニュース、対談やナレーションを英語で聞く
- 洋楽を聞く
この3つの方法が、今も昔もリスニング力を鍛えるための王道です。
鑑賞しているものが、好きなジャンルなら、なおさら楽しく続けられますよね。
しかし、さきほどの
「同じものを何十回、何百回と観て」
という方法は、この時代にはそぐわないかもしれません。
いまや、ネットには映像や音声があふれ、ひと昔前よりも英語を聞く機会が圧倒的に増えました。
これは英語の学習者にとって、とても喜ばしいことですが、
その反面、
1つの作品に集中し続けるのが難しくなっている
そんなふうにも思います。
では、この時代にあったリスニング力の鍛え方とは、どんな方法なのでしょうか。
2.「リスニング」力強化法_その1
今どきのリスニング力強化法として、3つの具体的な方法を見ていきましょう。
DVD, Blu-rayやVODを利用する
1つ目は、「DVD, Blu-rayやVOD*を利用する」方法です。
*VOD (ビデオ・オン・デマンド):
観たい時にさまざまな映像コンテンツを視聴することができるサービス
観るものは、あなたの好きなジャンルのものを選ぶと良いと思います。
どういうことかと言うと、
語学の勉強は、
モチベーションをキープできるかが鍵
そこで、たとえば、
- TOEICで600点以上を取る
- 海外旅行をする
- 外国人の友人とZoomやSkypeで会話する
など、短期的な目標を設定できれば、モチベーションを保ちやすいですよね。
しかし、そういった目標も少し先のことであれば、
自分で「これをする」と決めて習慣化する
以外は、なかなか続きにくいと言えるでしょう。
そして、「これ」にあたる部分は、「魅力的」でなければなりません。
なぜなら、「退屈さ」は集中力が続かなくなる理由でもあるため。
「飽きない」内容であることはマストです。
そこで、「好きな作品を鑑賞しながら」英語の勉強もできるステップを紹介します。
DVD, Blu-rayやVODでリスニング
ここからは、DVD, Blu-rayやVODを利用した勉強法です。
現在、どの程度英語を聞き取れるかにもよりますが、つぎの順序で視聴するのがおすすめです。
1)1回目:まず、
日本語字幕付きで観て、大体のストーリーを把握
2)2回目:次に、
字幕なしで観て、分かりにくかったところをチェック
ここで重要なのは、
どの箇所が分かりにくかったかチェックだけしておき、
(例えば、始まってからの時間をメモしておくなど)
全体としては字幕なしで最後まで観きること。
この方法で、会話の流れや英語のリズムをつかみます。
3)3回目:再度、
リスニングを意識しながら(日本語/英語)字幕付きで観る
その際、2回目にメモしておいた分かりにくかった箇所の内容を把握します。
4)4回目:少し時間をおいて、
字幕なしでもう一度観る
どの程度、理解できたかを確認します。
おすすめは、
分からなかった、または分かりにくかった表現を書き出してオリジナルの用語集を作っておくこと。
つぎに同様のジャンルの作品を視聴するときに、必ず活きてきます!
何回も視聴することになる作品。2時間の映画ではすこし長過ぎます。
そこで、短編映画、TVドラマ・シリーズやアニメ作品などがリスニング力強化に向いていると思います。
<U-NEXT>
VODの<U-NEXT>は、日本最大級。
なんと、220,000本が見放題!
通常、見放題では配信がむずかしい最新のレンタル作品も充実しています。
31日間無料トライアルキャンペーンをやっているみたいです ↓
日本最大級のビデオオンデマンド<U-NEXT>無料トライアル実施中!U-NEXTポイントを利用して、劇場用の映画チケットと交換できるサービスもあるようです。
本ページの情報は2022年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
3.「リスニング」力強化法_その2
今どきのリスニング力強化法その2として、
Podcastでリスニング
2つ目は、Podcastを利用する方法。
Podcastのよいところは、
「会話」や「ナレーション」が、連続もののシリーズとして展開される
こと。
たとえば、
週末の午後30分~1時間は、必ずこの番組を聞く!
と決めておけば、リズムがつくれると思います。
番組を選ぶコツは、
最新のエピソードを聞いてみて、毎回楽しみに聞けそうだなと思ったら登録する
こと。
その際、
エピソードに出てくる単語や表現が難しすぎると感じた場合は、続かなくなる原因
になってしまうことも多いため、番組を選ぶときは、
だいたい内容はわかるけど、時々わからない表現が出てくる
そういった番組を選ぶとよいと思います。
4.「リスニング」力強化法_その3
今どきのリスニング力強化法その3として、
動画サイトでリスニング
3つ目は、動画サイトを利用する方法。
興味のあるものを観れるのって、魅力的ですよね。
2つ目で見てきたPodcastは、
会話やナレーションを「耳で聞く」
ことから、習慣化しやすいのですが、
視覚を伴う動画は、1つ目のDVD, Blu-rayやVODと同様に、
退屈しないことが一番
そこで、
おすすめは、このサイトの特設ページでもご紹介している「EE-video」
<EEvideo>
動画サイトのEEvideoは、
ニュース、映画、アニメなど、動画の種類がとにかく豊富
です。
10月から、さらに新しいアニメもラインナップに加わって、「退屈さ」とは無縁だと思います。
なかでも、注目すべきが、
- すべての動画に字幕を表示できる
- 再生スピードを変えられる
- スラッシュリーディングの機能付き
など、
リスニングの勉強を効率的にするための機能が満載です。
[ EEvideoについて、詳しくはこちら ]
5.まとめ
いかがでしたか?
リスニング力を鍛えて、英語を聞き取れるようになることのメリットはたくさんあります。
スタンダードなリスニング力強化法は、
- 海外の映画やドラマまたはアニメなどの映像作品を観る
- ニュース、対談やナレーションを英語で聞く
- 洋楽を聞く
この3種類。
今日からすぐに取り入れられるのは、
- DVD, Blu-rayやVOD
- Podcast
- 動画サイト
これらを利用した勉強法。
「今どき」の便利なツールを使って、効率よくリスニング力をアップしたいですね。